一昨日、新日本プロレスの飯塚高史選手が31年の現役生活を終え、後楽園ホールで引退試合を行いました。
飯塚選手といえば、闘魂三銃士のすぐ下の世代で、新世代闘魂トリオ→サンボ留学→JJジャックス→正規軍→友情タッグ→GBH→ケイオス→鈴木軍という波乱のプロレス人生で、2008年に「友情なんて無えんだ!オラ!」のひと言を最後に11年間、ひと言も喋らずにキャラクターを守り通してきました。
そんな飯塚選手が引退ということで、普通の選手のように引退セレモニーは行われるのか、マイクで何か言葉を発するのか、果たして引退後はどうなるのかなど、普通の選手では考えられない想像が膨らみまくったまま当日を迎えました。
そして当日、飯塚選手は飯塚選手のまま、鳴りやまない飯塚コールの中、ひと言も発せずにリングを去りました。
新日本プロレスで最も幻想を抱かせる男、飯塚選手!ありがとうございました!(木村)